viernes, 6 de abril de 2007

Japan Student Services Organization report


研究内容・学習内容の要約

私は2006年11月にオタク文化の研究者として筑波大学に来ました。具体的には筑波大学の日本語補講コースを受講し、日本におけるロリコン作品の産業、売れ行きや消費などの修士論文を書くための資料を集めました。なお、つくばエクスプレスの登場により、つくば市と秋葉原間の交通が容易になったので、秋葉原の電気街地域でフィールドワークも行いました。そこでは主にロリコンオタクの人々と一緒にロリコン文化とオタク文化の関係について話しましたが、社会学的な経験として、別のアキバ系のみなさんと一緒に秋葉原で行われる路上におけるアキバ系アイドル1のライブに参加し、彼女らを応援するため、ヲタ芸2も経験しました。これらの研究の結果については「研究内容・学習成果」にて明らかにします。

研究内容・学習成果

200612月から、研究のために筑波大学の「現代視覚文化研究会」という文化系サークルに入り、同人誌まんがの作り方を見たり、学生から「オタク文化」や「同人誌まんが」についての意見や解説を聞きました。「現代視覚文化研究会」での経験は私の研究にとって、とても大切なものでした。漫画同人誌の作り方を初めて見、同人漫画家たちの生活や気持ちを活動を通して実際に理解しました。

1230日、東京であった「コミックマーケット713」に参加して、「ロリコンまんが」について同人誌ロリコン漫画家にいろいろな質問しました。「ロリコンまんが」と言うのは同人誌系漫画において、幼くて可愛いらしい女の子のキャラクターが主人公の性的な出版物です。

日本へ来る前に、「ロリコンまんが」の研究について、rorikon.blogspot.com4という私のブログでスペイン語や英語で記事を書きました。そのブログで、20054月から、「ロリコン漫画は児童ポルノと同一だ。」という、アメリカ合衆国の読者からの意見の反対し、「オタク文化」としての「ロリコンまんが」についてブログで発表しました。コミックマーケット71でロリコン漫画家たちと話したとき、彼らもそのようなアメリカ合衆国からの意見に反対する気持ちを持っていました。

1999年の『児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律』は日本に対しての、アメリカ合衆国政府からの要求であり、日本の漫画家たちに大きな影響を与える法律でした。その結果、日本において、少女を対象としたヌード写真集は禁止されるようになりました。日本ではそれらの写真集は1960年代から出版されていましたが、児童ポルノというカテゴリーには入れられませんでした。しかしこの法律により、日本の漫画家がまんがを描くための資料としてそれらの写真集を使うのは違法となり、もし違反すれば児童買春、児童ポルノに係る行為等による処罰を受けるという内容です。

なお、外国では90年代から、児童ポルノ禁止の法律が施行されるようになり、その影響を受けて日本の性的なアニメや漫画の作品は禁止されるようになりました。また、反児童ポルノに関する法律では児童の性的な表現は全て児童ポルノとされることになりました。それには雑誌、コミックだけではなく、美術的な写真集や下着をつけた児童の広告、両親が撮る子供の裸の写真までも含まれるため、結果、日本の「ロリコン」出版物は外国で禁止されるようになりました。

「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」と外国における規制などに、ロリコン漫画家の多くは不安を感じるようになり、このような法律を通した日本政府や社会に対して失望したと言われています。彼らに「どうして、ロリコンまんがを描くのですか?」と尋ねると、彼らは「私たちはペドフィル5ではありません。少女たちは好きだけど、子供とセックスすることは考えません。ロリコンまんがは児童ポルノじゃなくて、表現の自由としての行為の一つです。」と答えました。

調査と研究の結果、私は「ロリコンまんが」についての個人的な意見が変わりました。今、もしロリコンまんがが流行すれば、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」に対する、つまりは表現の自由に対する革命的な運動が起こると思います。

しかし、ロリコン漫画家と話した時、「オタク以外の人とロリコンについて話したら差別や偏見があるから、私たちは彼らとロリコンについてあまり話しません。ロリコンは歴史があるので、その歴史を辿れば研究は大丈夫だと思います。」と、彼らから忠告を受けました。その忠告を聞くと、私は少しびっくりしました。日本ではオタクの人々は少数ではないのに、それでもなお日本の社会は差別や拒絶を彼らにしています。なお、ロリコンと関係ある人々以外のオタクも日本の社会は差別や拒絶して、いじめたりしています。しかし、全てのオタクは秋葉原にいます。

2005年の8月からつくばエクスプレスの登場により、つくば市と秋葉原間の交通が容易になったので、私は昨年の11月から秋葉原でフィールドワークも行いました。社会学的な経験として、路上ライブに参加したり、アキバ・アイドルをおうえんしたり、ヲタ芸をしたりしました。

「ヲタ芸」というのは、アイドルのコンサートにおいて、ファンが行う派手な踊りのことである。その「ヲタ芸」によって、私は筑波大学で有名になりました。他の学生が私を笑ったり噂したり、また、差別したりしました。秋葉原の知り合いに、「‘2ちゃんねる’6,BBSにクリスのヲタ芸の写真やビデオがあるかもしれない。」と言われました。その結果、筑波大学の学生は私が日本のオタクと同じと思っていじめました。私は彼らにいじめられたので、秋葉原のオタクの人々だけと毎週末話し、一緒に遊んで、彼らと友達になりました。

社会学的な経験の結果として、日本のオタク生活を学び、オタクとして毎日生活していました。その結果、筑波大学の学生にいじめられたと思います。この経験は、いまだに日本でオタクへの偏見が残っていることを私に教え、研究の一助になりました。


1 秋葉原をイメージに取り入れた女性アイドル。出所や活動シーンによりカテゴライズされており、それぞれのファンや関係者が他のカテゴリーをアキバ系アイドルとして認めない傾向が強い。また、大多数はの活動を中心にしている。
2 オタ芸とは、アイドルのコンサートにおいて、ファンが行う派手な踊りのことである。オタクをヲタクと表記することから、「ヲタ芸」と表記されることが多い。
3 コミックマーケット…世界最大の同人誌即売会のこと。
4 rorikon.blogspot.com …http://rorikon.blogspot.com/
5 ペドフィリア(小児愛)の性向を持つ人。
6 日本屈指のアクセス数を持つインターネット電子掲示板